また芸術の秋

　会場の島根県民会館は今月リニューアルオープンしたばっかりで、その辺も楽しみなところでした。

 

　何が変わったかと言うと、ステージが観やすいように座席が移動してあったり、女性トイレが増えたり、エレベーターがつけられたり...と、ちょっと使いやすくなったようです。

　今回のリニューアルの大きな目的は耐震化なんでしょうが、それに加えて音響もよくなったそうです。

　なんと残響が0.2秒も伸びたのだとか。

これで、島根県民会館の満席時の残響が約１．６秒になり、ＮＨＫホール、カーネギーホールとほぼ同じになりました（ちなみに市内のプラバホールは2.0秒で、音響のいいホールとして知られています）。

　音響の良さは残響の長さだけではないですが、ひとつの目安になります。

県民会館は建て替えしか音響をよくする方法がないと言われていましたが、何もしないよりはマシということがわかって耳（目）からウロコでした。

　中学生の瑞々しい演奏もいいですが、いつか、（島根にはめったに来ない）プロのオーケストラで音響のよさを確かめたいものです。